これまでの
役所での面倒な手続きは、デジタルを使えば減らせます。利用者がストレスなく手続きを終えられるよう、提案しました。
また、誰もが望むことですのであえて実績には入れていませんが、手続きのオンライン化と、押印の廃止を予算要望で求めて以来、目黒区では108の手続きでオンライン化が、1,777の手続きで押印廃止が進んでいます。
実績
01
#1期目
2020年12月 課長に直接要望
商品券が使える店舗をマップで表示
02
#1期目
2019年10月 予算要望書&課長に直接要望
公共施設の使用料をネット上で支払い
区の会議室などを利用しようとすると、前日までに一度現地に赴き、現金精算しないといけません。区民の方に2度同じ場所に行かせるという非効率な動きを強いているため、ネット上で支払いまで終えられるよう改善してください。
2025年 実現予定
2025年度、利用申し込み手続きの見直しとともに、“使用料支払いにキャッシュレス決済を導入することについて、具体化に向けた検討を進めていく”と区から示されました。ようやく変わりますね。
03
#1期目
2019年10月 予算要望書で要望
キャッシュレスで各種料金を支払い
04
#1期目
2022年9月 決算審査で要望
「めぐぴー」を外国人向けにアレンジ
AIチャットボットで質問できる項目を考えるにあたって、外国語選択者への特別な質問内容を入れることはできないでしょうか。AIチャットボットの中では、スポーツ表彰の推薦基準や保養所に関する問い合わせの項目がありますが、外国人の方がそういった情報を求めているとはあまり思えません。
一方、区民の声課では日常的に外国人相談を実施しており、そこで主に受ける相談の傾向はすでに把握されていることと思います。AIチャットボットの検証結果の中でも、「応答内容の設定などの導入に向けた職員の負担が大きい」という意見がありましたので、何でもかんでも入れるべきとは言いません。しかし、AIチャットボットが外国語話者に果たせる役割のポテンシャルは大きいと思いますので、外国の方のニーズにマッチした情報を載せることができないでしょうか。
実現に向けて提案中
01
#1期目
2020年4月 区議会災害等対策会議で要望
届出書類をHPでダウンロード可能に
「婚姻届」、「離婚届」、「死亡届」などの各種届け出書類について、現在は用紙を窓口で受け取る必要がありますが、郵送での申請を促すためにも、品川区で実施しているようにホームページにダウンロード用のデータを掲載してください。
02
#1期目
2021年10月 予算要望書&課長に直接要望
転入者に渡すチラシの内容改善を
目黒区への転入者に向けて、区の窓口で最初に配る資料一式は、現在、どんな方に対しても同じ内容で工夫がありません。家族構成に応じてチラシの種類を変えるなど柔軟な内容に見直すとともに、「目黒区ではTwitterやLINEでも区政情報を発信している」ことを周知してください。
区の回答
今のところ、属性によってお渡しする書類を変えることは考えていませんが、少し今後は、検討したいとは思います。なかなか今のところ難しいかなと考えています。
03
#1期目
2022年9月 決算審査で要望
「めぐぴー」の吹き出しの翻訳を
目黒区のホームページでは、20言語の自動翻訳を使えますが、翻訳後のページをみてみると、AIチャットボットめぐぴーの吹き出しだけは日本語のままです。
(めぐぴーは、https://www.city.meguro.tokyo.jp/index.htmlの右下に出てくる鳥です)
この吹き出しは目黒区ホームページを表示すると自動で出てくるもので、「AIチャットボットのめぐぴーです!5つのカテゴリーとごみの分別について回答します!他の分野はまだ勉強中です。ごめんなさい。ご質問をどうぞ!AIめぐぴーがお答えします!」という内容です。これがホームページをどの言語で表示しても日本語表記のままですので、外国語を使われる方には、そもそもこの鳥をクリックするとどうなるのか、全く伝わっていない可能性があるのではないかと思う次第です。改善できないか、伺います。
区の回答
ご指摘の通り、目黒区のホームページを、日本語以外に設定した場合に、めぐぴーの吹き出し部分は日本語のままで残ってしまい、AIチャットボットの多言語対応は、めぐぴーを選択した後でないと設定できない状況となっています。
ホームページはいくつかのパッケージの組合せでコンテンツ全体が成立していることもあり、パッケージをまたいだ整合などは、技術的な難しさがあります。システムはお金と時間さえあれば、実現できないものはないとは思いますが、ご指摘の内容については課題として捉え、コスト面や活用のし易さなどを加味しながら対応の可否を検討していきたいと思います。
04
#1期目
2022年6月 委員会で要望
マイナンバーの出張は低取得率世代をターゲットに
マイナンバーカードの出張申請ブースは自治体によって様々工夫されていて、学校に出張したり、3歳児健診のときに行ったりなど、ターゲットに合わせた取り組みが行われています。
目黒区の場合、区民全体のマイナンバーカードの取得率が53.2%なのに対し、10歳未満が35.3%、10代が38.4%、90代は26.8%と、これらの世代が平均より低くなっています。
こうした取得率が低い年代へターゲットを絞って、今後ブースの出展を検討できないでしょうか。
区の回答
そういった10歳以下や10代の方々に向けたイベントは今のところ検討していないところです。他自治体で色々な取組がありますので、そういったものがよければ、参考にしたいと思っています。
05
#1期目
2022年9月 決算審査で提案
【DX】ICTの実証実験結果を区民に広報して
目黒区では2021年度まで、RPAやAI-OCR、AIチャットボットなどの5つのICT実証実験を行ってきました。議会向けにはその取組結果が報告されていますが、区民の方は、こうした区の取り組みをご存じないと思います。
どうしてもお役所仕事は、「前例踏襲主義」で、「紙文化」で、「非効率」なことをやっているというイメージがあるわけですが、「目黒区は、そうした状況を脱却すべく、様々な試行錯誤を行っているんです」としっかり打ち出して他区と差別化することによって、優秀な人材確保や区政イメージの向上につなげていくこともできるのではないかと思います。区民向けの広報をお願いします。
区の回答
ご指摘の通り、なかなか区民向けのサービス以外、庁内の職場状況やデジタル・ICTを活用した働き方の変化などはお伝えできていないことと思います。実際には、テレワークが徐々に進んでいることや、庁内の業務がデジタル・ICTを利用して変わりつつあること、更にはフリーアドレス化の検討なども進んできていますが、まだ道半ばという状況です。
ただ、時を同じくしてということになりますが、新卒採用者向けとしては9月16日に人事課採用担当のツイッターにおいて、庁内でのロボット利用やオンラインによる手続きガイドの展開開始などの告知をしながら、目黒区役所の環境を紹介しています。
まだまだ提供情報は限定的ですので、告知方法、告知タイミングなどを関係部署と検討していきたいと思います。
06
#1期目
2023年3月 予算審査で要望
プレミアム商品券の参加店舗が減った理由の特定を
目黒区ではここ3年連続で、プレミアム付き商品券を発行していますが、利用できる店舗数は3年前の2,563店から、昨年の1,067店舗へ半減しています。
来年度もプレミアム付きデジタルクーポンを発行する予定ですが、まずは以前参加していたものの離脱した店舗に対してヒアリングを行い、これまでのプレミアム付き商品券の使いづらい点を特定し、改善していくべきです。
区の回答
参加経験のある店舗が事業に参加しない状況の把握や対応については、実施主体となる区商店街連合会にお伝えし、具体的には恐らく各商店街の会合の中などで聞くことになりますが、区商連とともに検討します。