都市整備・まちづくり

これまでの

議会では、自転車に関するテーマを中心に多くの指摘をしました。なお、目黒区の条例では、親子で自転車に乗る際には子どもだけでなく親御さんもヘルメット着用が努力義務になっていますが、私は議案に賛成した議員として、一人で自転車に乗っているときにもヘルメットを着用するようにしています。

実績

01

#1期目

20205 議会で要望(初の緊急事態宣言を受けて)

【コロナ対策】封鎖されていた公園遊具の開放

目黒区では、公園での感染症の蔓延を恐れて、遊具を封鎖(当時)しています。しかし、区民の方から運動不足と精神衛生上の問題から遊具解禁を求める声が多く寄せられていますし、近隣の世田谷区は大型遊具のみ封鎖、品川区、大田区、渋谷区は全く封鎖を行っていないため、目黒区民が他区の公園に流入し、逆に“密”の状態となっています。

宣言期間中であっても順次、使用可能範囲を拡大してください。

20225~ 以後の宣言期間は封鎖されないように

02

#1期目

202110 予算要望書において要望

「ポイ捨て禁止」の文言は意味がない

街なかにある「ポイ捨て禁止」の看板について、「禁止」という“お役所的”な内容・言葉では効果がありません。よりゴミを捨てる人に響くメッセージが届けられるよう、広報課やボランティア団体とも相談し、デザインを工夫してください。(団体さんと一緒に交渉しました。)

20223

ボランティア団体が作成したポスターを目黒川周辺に設置することが許可され、実現しました。

03

#1期目

20198 委員会で要望

道路地中の空洞調査に関する情報公開

2019 公開

同年中にページが公開されました。

04

#1期目

20199 委員会で要望

無電柱化に関する情報公開

目黒区が2005年に作った『電線類地中化整備方針』に関する情報が、目黒区ホームページ上に一切ありません。方針や計画は、「区は今何を考えているのか」ということを区民の方にとって分かりやすくまとめているものなので、次に計画を作る際は公表してください。

20208 公開

新しくなった『無電柱化推進計画』が公開されました。

05

#1期目

20199 委員会で指摘

【放置自転車】クリーンキャンペーンの時間変更

区が行っている駅前放置自転車クリーンキャンペーン(PR活動&撤去)は朝8時から30分間となっていますが、駅によってはむしろ夕方の方が放置自転車が多い状況です。キャンペーンを行う時間を考え直した方が良いのではないでしょうか。

2022 一部変更

2022年のキャンペーンからは、一部の駅で午後1時30分からに変更されました。

06

#1期目

201910 予算要望書で要望

目黒川の水質改善に関する情報公開

目黒川の浄化に向けた取り組みを更に強化するとともに、積極的な情報発信に努め、住民の不安に向き合ってください。

20207 実現

区のホームページで、かつてないほど分かりやすく説明していただきました。

目黒区HP「目黒川における水質浄化対策の進め方」
その時の感動はこちらでつぶやいています⇒

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実現に向けて提案中

01

#1期目

20213&20233 予算審査で要望

【放置自転車】撤去料の値上げを

放置自転車の整理・撤去経費は年間8,810万円余りかかっているのに対し、区役所の収入となる撤去保管料(返還の時に放置者に払ってもらう手数料3,000円)が2,830万円余り、受け取りに来なかった撤去自転車の売却収入が760万円余りということで、放置自転車の事業は差し引き5,220万円ほどの赤字となっています。

本来、ルールを破って迷惑行為を働いた人に費用を負担してもらうべきところ、ルールを守っている区民の税金で約5,000万円以上、埋め合わせしていると。23区の過半数となる12区では保管料4,000円以上としている今、撤去保管料の値上げをするべきではないでしょうか。

区の回答

平成21年度には撤去自転車1台につき約5,000円だった撤去保管費用が、令和3年度は約1万6,000円になっています。

この点については、区として改善すべき課題と認識していますので、早期に是正してまいりたいと思います。

02

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】電動自転車の撤去料値上げを

電動アシスト付自転車は、通常の自転車よりも重いですから、トラックの荷台に積み込む時、普通の自転車よりも重労働になるのではないでしょうか。

現在目黒区では、撤去保管料を普通の自転車と同じ3,000円としていますが、撤去に手間がかかることに加え、電動自転車は1台5万円から10万円ほどする高価なもので、たとえ撤去保管料を引き上げたとしても、自転車を引き取りに来る人が少なくなる可能性は低いと思われます。大阪府寝屋川市のように、電動自転車の撤去保管料を引き上げるべきではないでしょうか。

区の回答

現在の集積業務では、トラックまで押して歩くのは重労働になりますが、トラックに積むのは、圧力を使ったパワーゲートという装置を使っていますので、そこまで作業者から「大変だ」という話をいただいていません。

寝屋川市に問い合わせてみたり、目黒区の電動アシスト自転車の状況も踏まえて、どういった形がいいのか、調査研究してみたいと思います。

03

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】駐輪場で返還しよう

返還台数が低くなる要因の一つに、返還場所(中町二丁目の集積所)の交通の便の悪さが挙げられます。できるだけ撤去場所の近くで返還すれば、返還率が向上する(区の収入につながる)のは明らかです。

そこで提案したいのが、区内の有人駐輪場のうち、利用率の低いところに集積所機能も合わせ持たせる案です。

例えば洗足二丁目駐輪場は、毎年、定期利用登録率が4〜6割台で推移していて、スペースに余裕があります。洗足駅で自転車を撤去された人が、中町二丁目まで引き取りに行く場合、「本当はどこに置くのが正解だったのか」という解決策を示されませんから、「運がなかっただけ」と、放置が繰り返される可能性があります。

それを例えば、洗足二丁目駐輪場で引き取りならば、返還率の向上につながりますし、なにより「今までは知らなかったけれど、ここに駐輪場があったのか」と、駐輪場の存在を認知し、放置自転車の抑制につながるのではないでしょうか。

区の回答

事務的な話になりますが、集積所は運搬するトラックの駐車スペースや、保管するためのデータ管理の設備、金銭管理に必要なスペースなどの機能も必要です。

一方、駐輪場は指定管理者が運営していますので、駐輪場の運営と集積所の運営が同じ場所でできるかは、調査研究が必要と考えています。

04

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】トリックアートで放置を防ごう

現在目黒区では、「自転車等放置禁止区域」というシートを道路に貼ったり、駐輪禁止と書いた看板を出したりすることで、放置自転車を抑制しようとしていますが、これらは、あまりにもありふれた文言すぎて、受け手に響かない可能性があります。周知方法をもう一ひねり工夫できないでしょうか。

例えば、大阪府の豊中市では、路面に花壇のトリックアートを書いたところ、その周囲での放置自転車が、2割減ったそうです。また、同じく大阪府の大阪市では、路面に放置自転車がテーマの児童の絵(○○小学校の児童による作品です、という一文付き)を貼る取り組みを実施していて、「さすがに子どもの絵の上に放置はできない」と、放置自転車が約5割~9割減少したといいます。

目黒区でも、こうした方法でないと、なかなか放置自転車防止にならないと思います。

区の回答

道路は、区役所(交通管理者)と警察署(道路管理者)の両方で管理していて、路面に物を貼る場合は、常に警察署と協議しながらやっています。警察からは、「道路はなるべくすっきりしたほうがいい」と、今現在、路面に貼るものは控えるように話をいただいているところです。

しかしながら、例えばピンポイントで取り締まりが必要な箇所については、改めて所轄の警察のほうに、どんな形でできるのかを方法論として確認してみまして、できる対応があれば、してまいりたいと考えています。

05

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】看板の書き方に工夫を

全国的に、放置自転車は通勤・通学者のような長時間の駐輪よりも、買い物など短時間の用事の自転車が多くなっています。

現在、区立駐輪場のうち1日利用のできる箇所ではすべて1時間利用無料なので、短時間であれば無料で駐輪場を利用できる体制が整っています。ただそれでも放置がなくならないのは、おそらくこの1時間無料ということの周知不足も原因なのではと思います。

そこで、放置自転車等禁止区域を示す案内板などで、現在のような路上駐輪禁止エリアの周知にとどまらず、近くに駐輪場があるということの周知と、1時間までなら無料ということの案内をできないでしょうか。

つまり「ここは停めたらダメ」とただの禁止で終わるのではなく、解決策を示す。「ここはダメだから、こっちへ停めてください、しかも1時間以内無料ですよ。」という案内にして、正しい行動を導くような書き方にするべきです。

区の回答

看板では現在、放置禁止区域のみの標示です(一部、職員の手作りの看板では駐輪場の案内も)。

これから看板の設置、取替えもあろうかと思いますので、そういった際には、駐輪場の案内(1時間無料)を表現できないか工夫したいと考えています。総合的な情報のほうが、自転車利用者の方には理解いただけるところもあるので、工夫してみたいと思います。

06

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】警告札に「駐輪禁止」は意味がない

現在、自転車を取り締まる際には、1回目に「ここは駐輪禁止です」という警告札をつけて、2回目、およそ1時間後に再度回ってきたときにもまだ停めてあるようであれば撤去するという流れで行っているかと思います。

けれども、1時間以上にわたってずっと停めている人は、その札を見ることなく撤去されてしまうわけで、逆に言いますと、その札を確認できるのは1時間以内で自転車に戻ってきた人、つまり本来、区営駐輪場を無料で利用できたはずの人たちです。

ですから、その警告札にはなおさら「駐輪禁止ですよ」という情報ではなく、「区営駐輪場なら無料ですよ」ということを書いてください。

区の回答

警告札についてですが、自転車は区民の財産ですので、なるべく傷つけないように細長い帯状のものをハンドルにくくりつける形で、ベタベタ貼るような行為はしていません。そういったことから、警告札も一定程度の大きさのものでやっていまして、なかなかそこに駐輪場の案内をするのは難しいです。

ただ、例えば、駐輪場を案内するQRコードをつけるような工夫はできるのかなと思っています。ご指摘を踏まえて、どんなことができるか調査研究してみたいと考えています。

07

#1期目

20213 予算審査で要望

【放置自転車】撤去しなくても警告だけ実施を

撤去の頻度を上げれば、放置自転車の抑止につながりますが、それでは経費がさらに掛かってしまいます。また、撤去にはトラックを用意したり、警告と撤去で2回の見回りに時間がかかったり、という事情があり、どうしても機動性が低く、時間と曜日が固定化してしまう、つまり「この時間に撤去はないだろう」と対策されてしまうということもあると思います。

そこで、撤去を伴わない警告というやり方もあり得るのではないでしょうか。啓発のみを目的とした警告のために、普段あまり撤去を行わないような時間帯にも出動して、警告札と、正規の駐輪場の場所の案内を放置自転車につけて回ると、これだけでも十分駐輪場の周知に寄与するのではないでしょうか。

区の回答

撤去を伴わない警告についても、どのような対応ができるか調査研究してみたいと考えています。

08

#1期目

20199 委員会で指摘

【放置自転車】ティッシュ配りは意味がない

駅前の放置自転車をなくすために、チラシやポケットティッシュを配るのは意味がありません。100人中100人が、「駅の周りの禁止エリアは放置してはいけない」ということを分かっているからです。放置した人への「なぜ放置したのか」などといったヒアリングなどによって、新たな駐輪場ニーズを把握するなど、取り組みを改めるべきです。

区の回答

いただいた意見を参考に、今後、関係団体とともに検討します。

09

#1期目

20199 委員会で要望

【交通安全】自転車事故の特徴を調べて、戦略的な対策を

自転車の事故の特徴(対人か対車か/年齢層はどのくらいが多いのか)によって、区がとるべき安全対策も変わってきます(どの層に訴えるのかなど)。目黒区はそうしたデータが無いまま自転車走行環境整備計画を作っていますが、警察から情報共有をしてもらって、戦略的な対策をとるべきです。

区の回答

詳細を把握できるかわかりませんが、警察に確認して傾向を把握し、そういった傾向を踏まえた上での対策を講じていきたいと思います。

10

#1期目

202110 予算要望書で要望

【シェアサイクル】走行データの活用や災害時の連携を

事業者から、走行経路やよく停めている場所などの走行データを提供してもらい、区政に活用したり、災害時にどのような連携を行えるか協議するなど、シェアサイクル事業そのもの以外の部分でも区政に貢献いただけることがないか、事業者と協議してください。

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