西小山駅前のコンテナについて、昨日のご報告の続編です。
区や施工業者に詳しく聞いたところ、誤解していた部分、考えの変わった部分もありました。Q&Aのかたちで、昨日LINEで頂いたお問い合わせを載せております。(LINEは公式HPより登録できます。ご意見ください。)
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Q【これからどうなるの?】
A【オープンはしばらくお預け。】
※日付を入れておりましたが、計画は流動的とのことなので、一旦削除させていただきました。
8月29日 * コンテナの解体完了
未定 * 建築確認申請を行う
未定 * コンテナ再完成
未定 * 営業開始(飲食店など入る予定です)
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Q【そもそもなぜコンテナなんて設置するの?】
A【すぐに撤去できるからです。】
実はこのコンテナは一時的な設置で、10年後に撤収するんです。
これから10年間で、写真の右側、道沿いの小さな建物を壊して一つの大きな建物にまとめる予定で、その工事期間中、裏側のスペースがずっとほったらかされていると寂しいので、工事が終わるまでの10年間、コンテナを設置して賑わえる場所をつくろう!という計画だったんです。(一つの建物に共同化することで、延焼を防げるんです)
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Q【今回の件、目黒区役所は関係ないの?】
A【ほぼ関与していなかったようです。】
今回、目黒区役所に落ち度はほぼないようです。
この土地はUR都市機構の所有(私有地)で、株式会社ピーエイへの委託の際にも区役所が選定に入るということはなかったそうです(私的契約ですから当然です)。区では、工事の前に業者さんから挨拶を受けた程度と関係だったとのこと。
確認済証がなかったことをすぐに見破れなかったという部分は区の失点と言えますが、民間の工事をいちいち確認をするわけにもいかないのでそこまではなかなか……
昨日のブログで、区役所にも若干非があるような書きかただったことにつきましては、事実誤認がありましたので訂正させていただきます。
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Q【知らなかったんだけど、どうやって周知しているの?】
A【区はノータッチ。施工業者が周知を図っています。】
施工業者の方が、チラシや工事現場へ案内の掲示による対応を行っています。ただ、民間の会社さんが行うので、いろいろ限界があります。貼り紙に「撤去します」とだけ書かれても「え~なんで??」って感じですよね。(※業者さんに、経緯・今後の予定を書いてくださいと伝えました)
あれだけ派手な色のコンテナが設置されていたわけですから、西小山駅を使われる方の多くが気になっているんじゃないでしょうか。が、こういったかたちの情報発信だけでは、とても全ての人にリーチはできていませんね。
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Q【区のHPでのお知らせは?】
A【行う予定はないそうです。】
今回の件は区の事業ではなく、区の責任ではなく、民間の問題なので、区は広報しないようです。「民間による事業を区のHPで周知すると公平性が損なわれる」(職員談)とのこと。
(公平性が大事なこと自体は完全に同意します。)
ただ、民間による開発であるとはいえ、区で行っている西小山周辺の”防災街区整備事業”の「一環と言えば一環」(職員談)ですし、私含め通る人みんなが注目している目立つプロジェクトであること、さらにこれからの周辺の住民の皆さんの暮らしに大きく影響する事業だったことからすると、
「こういう大きなプロジェクトの場合、積極的な公平性もアリではないかなぁ」と苦悶しております。なんかもっと、”攻めの情報発信”があってもいいんじゃないかと思うんです。
いや、その”攻めの情報発信”、私の仕事ですか。
この問題、今後も注目していきます(また掲載しますね)
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