こんな目黒を作りたい
30年後を見据えて、「今のうちからこういう区政にシフトしていくべき」という思い(ウィリングリスト)を載せています。具体的にどのような提案をしてきたかということは、活動報告(ブログ)や実績からご覧ください。
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めぐろの未来は若者が決める!
30年先を見据えた区政運営
政治は未来を変えるもの。未来の責任世代となる若い世代が不在のまま行われていて良いはずがありません。
私自身、20代のひとりとして、なかなか届かない”若者”の思いを区議会で訴えていきます。
方針1
持続可能なまちづくり
年々成長する時代は終わり、高齢化や財政の悪化を避けられない時代に突入しています。
こと目黒区は今後15年間で、貯金が半減、借金は4倍以上に膨れ上がるという試算があるなか、数十年先まで見越したまちづくりが必須です。
- 財政や人口の推計データなどの根拠に基づいた、過度な負担を先送りしない政治
- 今ある区有施設を多目的に活用
(部局の壁を超えた有効活用を) - 施設はできる限り複合化
(例:老人いこいの家→多世代のいこいのスペースに)
方針2
若い世代の政治参画
若者は投票に行かない、区の意識調査には回答しない、区報は読まない…。
でもそれではダメなんです。若者と区政との距離を徹底的に近づけます。
- 予算提案権を持った若者議会で、若者の提案実現を保証
(参考:新城市若者議会) - 若者向けモニター調査の実施
(参考:内閣府「ユース政策モニター」) - 子ども・若者に関する政策を作る際、必ず当事者の声を反映させる
(若者アンケートやワークショップの実施など) - 若者政策を専門に取り扱う係の設置
- 政策を話し合う審議会のメンバーに「若者枠」を設置
- LINEやTwitterで、気軽に区へ意見を送れる環境づくり
- 「20歳のつどい(旧・成人式)」の内容改善
(今の式典はつまらない!20歳の当事者自身が企画する方式に改善を)
方針3
“議論”ができるまちにする教育
18歳になって、何の情報も下準備もなくいきなり「投票して」なんて無茶な話。
小・中学生のうちから政治を自分事と感じてもらう教育が必要です(主権者教育)。また、そのための先生方の負担軽減も同時に進めなくてはいけません。
- 民主主義国家に一番大切な「主権者教育」の更なる充実
(架空政党への模擬投票に意味は薄い。政治家が参画する授業(積極的な政治的中立性)へ) - ディベートを多用した授業展開
- 校則は極力少なく
- 徹底した教員負担の軽減
- 学校現場のICT化、大賛成!
- 学校図書館(図書室)の更なる活用
(参考:かいでんブログ「苦しい…学校図書館…(一般質問報告)」) - 隣接小学校希望入学制度の再開
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いい加減昭和の政治はやめましょう!
不便・不公平・不合理の打破
平成生まれの議員らしく、“世の当たり前”から周回遅れの“お役所の当たり前”を是正します。行政のデジタル化も大賛成!
Twitterを使った区政情報の発信頻度は現職イチ!今後も精力的に発信します。
方針1
“脱”前例踏襲主義
これまで様々な不公平・不合理と戦ってきました(ブログ参照:STOP!税のムダ遣い)が、目黒区にはまだまだ、令和にそぐわない事業が多く存在します。公平・率直な目線で、事業改善へ向けた提案を続けます。
- 行政のデジタル化で、手続きを簡略化
- ごく一部の方が過度に手厚いサービスを受ける状態を改める
(高齢者だけが無料で入浴できる高齢者センターや、税金でカラオケができる老人いこいの家……サービスを受ける人がきちんと料金を負担するべきです。) - 区の会議室を予約する時の負担軽減
(クレジット払いの導入) - メルマガの廃止で仕事の効率化
- 必要性の薄い意識調査は見直しを
(毎年行っている男女平等・共同参画に関する区民意識調査って本当に必要?)
方針2
区のお知らせをわかりやすく
いまだに目黒区からのチラシは、文字ばかりで読む気の起きないものが多いですし、HPも目的の情報がどこにあるのかわかりづらいです。たとえ区がどんなに良いことをやっていても、それが区民に伝わっていなければ無価値。だからこそ、情報発信にはこだわらねばなりません。
- SNSやアプリの積極活用
- HPを改修してより分かりやすく
- 美術専門学生や中・高・大学の美術部員の活用
(チラシデザインを依頼、インターン採用など) - 堅苦しい区の計画書を読みやすい冊子に
(参考:熊本市総合計画ガイドブック) - “〇〇をしました” → “〇〇をします”の広報へ
(結果を教える広報から、経過を伝え参画してもらう広報へ)
方針3
選挙と議会の改革
早朝のマイク演説や選挙カーでの名前の連呼は、率直に言って迷惑ですよね。
そういうことをしていると、「政治家は国民の生活よりも自分の事情を優先する」と思われてしまうのではないでしょうか。住民視点での議会活動・政治活動を貫きます。
- 選挙カーは使いません
- 早朝のマイクを使った演説はしません
- 区長選で記号式投票(スタンプで投票)の実施
(参考:かいでんブログ「なぜオンライン投票(ネット投票)はできないのか?」) - 若者の投票率を向上させる工夫
(選挙啓発を若者に立案してもらう取り組み、選挙管理委員会へのインターン、高校・大学内に期日前投票所設置など) - 時代遅れの議員手当は廃止
(議会に出席すると1日2,000円がもらえる「費用弁償」の廃止) - 徹底した議会改革
(委員会音声の公開、学生や区民と議会の意見交換会の実施など)
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子どもにやさしいまちはみんなにやさしいまち。
理不尽な我慢を見過ごさない福祉
「未来の目黒区を担う子どもたちには、一番手厚い支援を与えるべき」、これが私の考えです。でもそれは、子どもと高齢者とでの予算の取り合いではありません。
子育て世帯の困難さに配慮できるまちは、必然的にどんな困難を抱える方にもやさしいまちであるのです。
方針1
次の世代はみんなで育てる
大半が両親と同居していた昔と違い、今の子育て家庭にはいざというときに頼れる身内が近くにいない方も多いでしょう。
ご家庭だけで悩みを抱え込んでしまわないよう、行政や地域住民など色々な機関がタッグを組んで、妊婦さん~子育て家庭に伴走する環境づくりに取り組みます。
- 子育て支援政策に所得制限はいらない
- 妊婦さんの負担軽減(妊婦健診、出産費用助成、産後ケア)
(参考:かいでんブログ「妊産婦支援」) - いざというときにあずかれる施設の充実
(ショートステイ・トワイライトステイ・緊急一時保育) - ファミリーサポートを一層使いやすく
- 放課後のランランひろばを全校に&実施日の拡大
- スタディクーポンの導入
(意欲のある児童には家庭の経済状況を気にせずに教育機会を与える) - 奨学金を貸与型から給付型へ(参考:足立区奨学金返済支援助成)
- 病児・病後児施設の充実
方針2
どんな方にもやさしいまち
(高齢者・障がい者・単身世帯・LGBTなど)
高齢・障がいなどの事情を抱えた方は、決してマイノリティではありません。どんな人でもいずれそうなるし、なるかもしれない。そう考えれば、これらの施策は“みんな”に対する施策です。
どんな方にもやさしいまち、自分のできること、やりたいことをいきいきと実現できるまちを目指します。
- 介護予防・認知症予防が第一
(健康増進につながる活動をした方に、区内商店で使えるポイントを支給) - インクルーシブな障がい者福祉
(特に小学校入学前から障がいの有無を問わずだれでも入れる保育環境を) - 支援員によるサポート体制の充実
(障害当事者が通常級での授業を選びやすくなるように、サポート時間数の増) - おひとり様への老後・傷病時サポート
- 性の多様性を尊重する目黒区に
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喉元の手前で、熱さを予期する。
災害に強く、美しいまちづくり
議員になってから、各地の被災現場を視察したり、防災士の資格も取るなどして、目黒区の防災体制を見つめてきました。
方針1
防災・減災
2019年の台風19号で区内にはじめて避難指示が出された後、区役所へ要望書を提出しました。(参考:かいでんブログ「台風で目黒川が氾濫しなかった理由と今後の対策」)
その時以降、様々な面で対策が進みましたが、一人でも、一件でも被害を減らすため、最重要課題の一つとして取り組みます。
- SNSやアプリを使った避難情報の発信強化
(肝心な時に聞こえない防災無線に頼らなくてもいいように&被害状況を区民がLINEで通報できるように) - 災害時要配慮者名簿のさらなる普及
- 防災訓練を楽しめる内容に
(毎回同じ人しか来ない訓練では意味がない。渋谷区のフェス型の避難訓練など、誰もが参加したくなる訓練に改善を。) - 小型消防ポンプ大会を実際の火災時にも役に立つ内容に見直し
- 妊産婦避難所の創設
- ペットが避難所で過ごす場所を屋内に
- 地震、風水害以外の火山、津波への備え
(参考:かいでんブログ「目黒区×火山」) - AEDを使いやすく
(できる限り屋外に設置して24時間使えるように、位置を分かりやすく)
方針2
美しいまちづくり
- 区内全域を喫煙禁止区域に
(並行して屋内喫煙所の整備を加速化) - 放置自転車対策
(撤去料引き上げやトリックアートなどの工夫で予防を) - サクラの木の植え替え推進
(クラウドファンディングなどの活用で) - 空き家対策
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文化・スポーツで心に余裕と豊かさを。
文化縁のまちめぐろ
音楽でも、フットサルでも、登山でも、郷土研究でも……。分野は何であれ、地域内で活動するサークルの設置・運営を支援し、”好き”を共有する仲間の結びつきを強くすることは、地域のつながりが薄れてきた今日、非常に重要だと思います。
方針1
文化芸術・生涯学習を応援!
- 演奏会や展覧会のお客さんの「自分もやってみたい」を区がサポート
(イベント終了後に図書館が関連書籍をオススメするなど) - 東京音大と連携して、音大生による小・中学生の指導
(多忙な先生に代わって、音大生が小・中学校の部活動を指導する関係性に) - 街歩き×図書館のウィキペディアタウンの実施
- 目黒区が地域のサークルを紹介・奨励
方針2
地域とつながる図書館
ここ10年間、区の人口も図書館の蔵書数も増加しているにも関わらず、貸出者数、貸出点数など、図書館のあらゆる指標が悪化しています。これからは、“一部の読書好きな常連さん”だけを向いた“待ち”の姿勢ではなく、自ら館の外に出て、図書館に縁がなかった人を取り込むアウトリーチ型の取り組みが必要です。
- 様々なイベントの実施
(館内だけでなく、館外でも。) - ブックファースト
(幼児に絵本をプレゼント&貸出券作成) - 少しざわついてもいいゾーンの創設
(図書館を身近&気楽な空間に) - 駅前などに返却ポストを設置
- 休館日を館ごとにずらす
(いつでもどこかの図書館が使えるように変更を)
方針3
継続的なスポーツ応援
- 区営プールに回数券や定期券を導入
(継続的な運動をサポート) - 区営プールの料金を季節や時間帯に応じて変更
(冬や平日は安く使えるように) - 区営プールに短時間での価格帯を追加
- 健康ポイントの導入
(参考:宇都宮市「健康ポイント事業」)
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若者のいない町会自治会。見過ごしていいの?
地域コミュニティの再考
ネットや通販の発展や、共働き・核家族世帯の増加、マンション在住割合の増加等、今の社会は、普段生活していく上において”地域のつながり”を必要としなくなり、かつ、つながりにくくなっています。今こそ、地域コミュニティのあり方を考え直さないといけません。
方針1
負担の少ない緩やかなコミュニティ
町会・自治会のコミュニティは、災害時や公助が弱まるこれからの時代にこそ重要ですが、今のままでは右肩下がり。だからこそ、若い世代や多忙な層へのアプローチが必要です。
これまでの慣習で行っていた活動を、「やめられないだろうか?」と見直すことが、今行うべきことなのではないでしょうか?
(参考:かいでんブログ「町会・自治会について26歳の思うこと…」)
- 住区住民会議と町会との関係性整理
- 回覧板の見直し・連絡手段の効率化
(参考:かいでんブログ「回覧板廃止論」) - 防犯カメラ負担割合の見直し
(参考:かいでんブログ「町会に入ったら負担増」ではおかしいですよね?(防犯カメラ設置費助成)) - 防災訓練だけは地域を挙げて本気で行う