“すくのび”は、目黒区直轄の児童発達支援センター。
障がいをお持ちのお子さんや、発達に心配のあるお子さんを6歳まで、集団で療育しています。
とにかくお子さんのことを第一に考えて、いろいろな配慮がされており、象徴的なところでいえば、給食ではうどんの麺の長さを「この子は1cm刻み、この子は3㎝」というように区別しているんです。
もちろん、私の見学も療育の邪魔にならない範囲でこっそりと行わせていただきました。
独特なのは、“ポニー乗馬プログラム”。
近くにある碑文谷公園ポニー園で、乗馬を通して姿勢・バランス感覚を身につけるそうです。他にも“つどい事業”(入所していない子どもも無料で参加できる)など、児童福祉法で定められた事業にプラスアルファした、独自の取り組みもされています。
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区では障がい福祉の分野だけで約70億円を支出しており、予算額も年々増えています。
資料だけを見ていれば、何が何でも節約を!となるところですが、実際に現場に行き、事業によって救われている多くの方を目の当たりにするとめったなことは言えないなと“舌に乗る”責任の重みに気づかされます。
勉強の虫になりすぎず、かといって現場常駐になりすぎず、二宮金次郎のごとく(?)活動していきます!
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なお、
今回は私一人での見学なので、調査権限はありませんでした。(実は… 調査権は議員ではなく議会に所属するので、議会、および委員会単位の視察だけに調査権が認められます。)
それでも担当課長と園長先生には、本当に丁寧なご説明をいただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。
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