本日は目黒10中でポンプ操法大会。
炎マークの付いた的を水で射貫くまでの操作の的確さを競う大会で、私も南一丁目防火部チームの2番隊員(エンジンを担当する機関員)として参戦しました。
前の日に“親知らず”の抜歯を行っていたため大きな口を開けて発声できないという(自ら招いた)逆境の中ではありましたが、幸い、チームで優良賞を頂戴しました。
私自身はホースの筒先を持つ花形ではありませんでしたが、エンジンを操るのもなかなか楽しかったです。
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地震に伴う大規模火災では、道路が寸断されていたり、出動要請が多すぎたり、消防隊がすぐに駆け付けてくれる方がまれでしょう。
延焼は逃げるの一手ですが、初期の段階であればポンプでも対応可能。私たち一般の住民でも消火活動できるようにと、目黒区では各町ごとにポンプが設置されています。(in防災倉庫)
しかしそうやって設備は整っていても、肝心の扱う人間の側が、多くの町会で固定化・高齢化してしまっています。これでは、その人ひとりがやられたときに、ポンプは無用の長物と化します。
私も実際に参加してみて、放水までは結構手順が多いのに、ポンプに説明書なんて付属していないし(あったとしても見る余裕があるでしょうか)一度経験してみないと扱えないくらい難しいんだなと感じました。
町内にポンプを扱える人が多ければ多いほど、町の防災力は高まります。
縁日の射的が好きだった方、子どものころの将来の夢が消防士だった方、シューティングゲームが好きな方、「一度くらい参加しようかな」と思った画面の向こうのアナタ、今からでも地域の方へご連絡いただければ、諸手を挙げての歓迎があることでしょう。
ぜひ。
後方確認、よしっ!
放水、やめっ!
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