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その調査、毎年必要?

こんにちは。29歳の目黒区議、かいでん和弘です。

目黒区が実施する「男女平等・共同参画」に関する区民アンケート

目黒区民2,500人を対象に、「男女には性別による固定的な役割があるという考え方について、どう思いますか?」などの項目で調査がされています。

別に、調査自体を全否定しようっていうワケではないんですけれど、この調査、毎年行われているんですね。果たして毎年の調査が必要でしょうか?っていう指摘です。

《モヤっとポイント》

① 毎年50万円の経費と職員のマンパワーがかかっています。

② 目黒区で他に行っている調査も、大半が3年に1度しか行っていません(区の調査の中で最も重要な「区政世論調査」でさえ、3年に1回ですよ!なぜ男女共同参画だけこんなに手厚い?)

③ 国の内閣府男女共同参画局による意識調査も3年ごとです。(国もそのくらいで大丈夫と考えているってことでは?)

④ 区はこの調査結果を、区の男女共同参画施策が適切に行われているかの評価に使うと言っていますが、「男女には性別による固定的な役割があるという考え方について、どう思いますか?」といった質問への人々の回答って、1年といった短期間では変わらないですし、目黒区の施策如何ではなくもっと大きな国民全体の世論によって変わるものですよね~

「なぜこの調査だけ毎年行うのでしょうか?」と、こんな指摘をしました。

ただ、質問から5か月が経過した現時点でも、区のほうで調査間隔を改める兆候はありません。こんな調査よりも、2年前に区議会でも陳情を採択した「パートナーシップ制度」の検討など、もっと重要なテーマに注力して頂きたいんですが(切実)

政治が、”論理”や”合理性”だけでは変わらないことを痛感する瞬間ですね。

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